うちぼり訪問看護ステーション桜乃

月曜日~金曜日 8:30 ~ 17:30
24時間対応体制・緊急訪問看護対応

認知症・精神障害DEMENTIA

認知症・精神障害

認知症・精神障害
早めの対処で症状の対策がしやすくなります。
軽度の症状でもまずはご相談ください。
ご利用者さまの健康と安全を守るため認知症の特性や症状を理解し適切なケアを提供します。
また、精神疾患を抱える方や精神的なサポートが必要な方へ、日常生活ケアやこころのケアを行います。ご利用者さまを中心に、ご家族・医師・保健師等と相談しながら現状の悩みや不安を解決していきます。

オレンジカフェ

オレンジカフェとは、認知症を持つ方々やその家族が手軽に訪れることができるカフェのことです。
地域の住民、介護や医療の専門職の方など、誰もが参加可能です。

認知症について

こんなお悩みありませんか

  • 怒りっぽく、暴言を吐く
  • 会話のつじつまが合わない
  • 同じ会話を何度もする
  • 入浴をしたがらない
  • 買い物や掃除が困難
  • 昼夜逆転して夜中まで起きている
  • 病院に行きたがらない

なケア

状態観察

認知症の方に見られる特徴の一つに「取り繕い」と言われる行動があります。
これは、以前できていたことができなくなったり、その不安から他人に知られたくないという気持ちから、状況をよく見せようとする様子を指します。
体調を尋ねても、言葉がスムーズに出てこない場合があり、「大丈夫」「変わりない」という反応が多くなることがあります。

「最近、認知症の症状が強くなっている」と感じられる時には、身体的な不調が隠れている場合があります。
そのため、ご利用者さまの言葉だけに頼るのではなく、実際に体調に問題がないかを細かく観察することが重要です。
体温や血圧の測定、食事や排泄の状況、痛みがある部位の有無などを確認していきます。

日常生活の援助

認知症は病状の進行に伴い日常生活機能の低下も起こってきます。
歩行が難しくなってきたり、入浴や排泄が一人では困難になってくることがあります。
現在の機能を評価しながらできるだけ安全に自身で行える方法を一緒に検討します。

困り事の解決

認知症が進行すると、様々な困りごとが現れます。
「食事をしていないと主張する」「家に帰りたいと外出しようとする」といった状況はよく報告されます。
これらの行動は、ご本人にとっても「自分の認識が他人と異なるのでは?」という不安を引き起こしています。
これらの問題の背後には、記憶障害や見当識障害が関係していることが多いです。

場合によっては、薬剤を用いた治療で症状の軽減が期待できます。また、ご家族さまや周囲の人々の適切な関わり方によって、症状を和らげることも可能です。
具体的な困りごとを特定し、その人の生活環境や状況に応じた対応策や解決方法を模索します。

効果的な対応方法が見つかった際には、それをご家族さまや他の専門職と共有し、適切なケアが提供できるようにします。
このようにして、認知症を抱えるご本人とその周囲がより良い生活を送るための支援を行っていきます。

リハビリテーション

認知症の進行を遅らせるためにリハビリテーションは重要な役割を果たしています。
この疾患は身体機能の低下も引き起こすため、リハビリを継続することにより、寝たきりの予防や夜間の睡眠改善に繋がる場合があります。
また、ご利用者さまが自らできることを少しでも増やし、残された機能の維持が可能になります。
これにより、能力の低下に対する不安も軽減されることが期待されます。

リハビリテーションは身体を動かすことに限らず、過去の記憶を呼び起こしたり、五感を刺激するようなアプローチも含めて実施します。

ご家族さま支援

認知症の診断を受けた際、ご利用者さまだけでなくご家族さまの不安や心配も非常に大きくなります。
訪問看護サービスを開始するにあたり、これまでの経過や、ご利用者さまの人生背景や性格についてお聞かせください。
認知症の症状は、生活環境や性格など個人の特性によって異なる表れ方をします。

介護を担うご家族さまもまた、様々な背景を持っています。
持病を抱えている、仕事と介護を両立しているなど、各家庭にはそれぞれの事情があります。
そうした状況を理解し、相談相手としてだけでなく、必要に応じて他の専門職とも連携を取りながら、地域社会での生活を全面的にサポートします。

また、看護師の訪問は、ご家族さまにとって少しの息抜きの時間としても利用いただけます。
私たちは、ご利用者さまとそのご家族さまが少しでも穏やかな日々を過ごせるよう、心を込めてサポートいたします。

精神病について

認知症・精神障害
早めの対処で症状の対策がしやすくなります。
軽度の症状でもまずはご相談ください。
精神疾患を抱える方や精神的なサポートが必要な方が日常生活ケアやこころのケアを行います。
ご利用者さまを中心にご家族さま・医師・保健師等と相談しながら現状の悩みや不安を解決していきます。

こんなお悩みありませんか

  • 気分の上下が激しい
  • 動く気力がない
  • 社会的なコミュニケーションが難しい
  • 精神科に長期入院していた
  • 薬の管理が困難
  • 不安感が強い

なケア

セルフケアのサポート

入浴等のセルフケアに苦手意識があるご利用者さまへは、入浴や更衣の支援を通じて、日常生活の自立を促します。
さらに、入浴のスケジュールを壁に掲示するなどして自身でケアが行える仕組み作りをサポートします。

社会復帰へのサポート

社会復帰を目指すgoご利用者さまには、地域活動支援センターでの軽作業の紹介や就労移行支援の受講をサポートします。
ご利用者さまの活動状況を聴取し、進捗を把握することで、社会復帰に向けた道のりで生じる不安を軽減します。

内服管理のサポート

内服管理に課題を抱えるご利用者さまには、内服を拒否する背景や理由を丁寧にアセスメントし、必要に応じて薬の形状の変更や内服タイミングの調整を行います。
看護師の適切な介入により、内服管理が改善されるケースも多く、ご利用者さまの健康維持に貢献します。